フェロモンとは?
フェロモンとは、「仲間を集める」、「身の危険を知らせる」、「道を教える」、「異性をひきつける」など、自分と同じ種に対して情報を伝えるための物質で、昆虫から魚類・哺乳類などの動物まで広くその存在が知られています。フェロモンは、汗腺などを通して体の外に放出され、ごく微量であっても脳に直接働きかける物質です。
フェロモンの特徴
フェロモンの存在は、古くは『ファーブル昆虫記』の中でも注目されており、18世紀から知られていました。フェロモンの特徴はごく低濃度でもその効果を果たすものが多く、また本能に直接働きかける強力なものであることが分かっています。しかし近年まで、フェロモンは言語など情報を伝えるための手段を持たない生物が持っているもので、ヒトにはフェロモンはなく、感知する器官も存在しないと考えられていました。
ヒトフェロモンの発見
1987年頃、当時アメリカのユタ大学で人間の皮膚から生じる物質について研究していたデービッド・バーライナー博士は、ある時人間の皮膚から採取されたあるエキスの入ったビンの蓋を閉め忘れて置きっ放しにしてしまいました。すると、今までとても陽気な雰囲気とはいえなかった研究員同士の間で、和やかな笑いが起こり、同志愛のようなものが湧き上がるようになりました。しかし、その後そのエキスが入ったビンに蓋をすると、研究室は以前と同じように議論が度々起きるような暗い雰囲気に戻ってしまったというのです。この出来事をきっかけにヒトフェロモンの研究が進められ、当時科学者の間では退化した不要の器官であると思われていた鼻の先端の小さなくぼみ「鋤鼻(ジョビ)器官」が、フェロモンを感知し、脳の視床下部が反応することで、人間の行動に影響を与えることを発見しました。
実生活への応用
この脳に直接働きかけるフェロモン、香水などとしてすでにいろいろなところで使われています。気になる異性を振り向かせたいときはもちろん、他にも周囲の人間関係の改善に役立ったり、なにより自分自身に対してのリラックス効果も認められるようです。ほんのちょっとしたことで周りとの関係を良くしていくことができるフェロモン香水。あなたも試してみたくはないですか?
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